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2012.10.16

2012.10.16

みなさま

ご報告が遅れました。
パソコン持参で現地入りしているのですが、
「パスワードを入れてください」の表示が出て、
以前使っていたパスワードを入れてしまったら
「不審な誰かがアクセスしようとしています」となり、
なかなかリセットできずにようやく4時間ほど前にリセットできました。
アカウントとパスワードって、銀行の通帳と印鑑のような関係なのだと思い知りました。あるいはカードと暗証番号のような。
そんなわけで、報告が大変遅くなりました。

13日、天気は上々。
鹿島区にある長沼仮設住宅の駐車場で
、喜多方ラーメンの炊き出し隊は朝8時から準備にかかっていました。
彼らは前夜に六角の台所でチャーシューを煮込んでいたそうです。
床屋&ネイルサロンも9時には仮設の集会所で準備を始めました。
炊き出しも床屋&ネイルサロンも11時開始としていたのですが、
10時過ぎには駐車場には早くも行列ができ、
集会所の床屋&ネイルサロンにも予約したい人が名前を書いて行きました。

集会所の畳の小部屋にブルーシートを敷き、椅子を用意して床屋の準備。
大部屋の方には長テーブルを2台並べ、
テーブル場にはバスタオルを肘乗せマットのように用意しました。
今回は床屋さんは長野県から来てくださった理容師の吉田廣子さん、
そしてアシスタント役の大塚美智子さんの二人が担当しました。

ネイルサロンは五人です。
東京から林恵子さん、吉井みいさん、
清水まゆみさんの3人がハンドマッサージと胡粉ネイル
(ホタテ貝の粉を原料にしたマニキュア)。
仙台からの佐藤典さんと登米からの横岡史さんのネイリストのお二人がマニキュア。
私は、ネイルサロンの受付係をしました。

ヘアーカットもネイルサロンも次から次へと希望者が続いて、
11時から4時まで、担当してくださった方達は休憩もなく
ずっと手を動かし続けでした。
ヘアーカットは37人。
バリカン無しでハサミによるカットで、
襟足を刷るのもすべてを吉田さんが一人でされたのです。
ネイルサロンはハンドマッサージとネイリスとによるマニキュアを
両方を希望された方も多かったのですが、
延べ人数にすると150人にもなりました。
4時過ぎてもまだ希望する方がいらっしゃいましたが、
申し訳ないですがとお断りをしました。
集会所を借りてのイベントなので、
片付けや掃除の時間も必要な事でしたから、時間通りに終えました。

「見て!この頭。今カットしてもらってきたの」と、
わざわざ帽子を脱いで、ラーメンの順を待って並ぶ人たちに
自慢げに話していたおばあさんの、嬉しそうな顔!
本当に皆さんさっぱりして気持ち良さそうでした。
「髪切ってもらったら、肩まで軽くなりました」の声もありました。

ネイルサロンでは、ボランティアに腕を預けてハンドマッサージを受けながら、
問わず語りに被災した時の状況や今の暮しや気持ちを話してくださる姿からは、
「手当」という言葉を思いました。
被災前には複数世帯で暮らしていた方達も、
仮設住宅では老夫婦のみとか独居の方もいます。
ハンドマッサージは、肌で感じる癒しでもあったことでしょう。

マニキュアは、大人気でした。
介助無しでは一人で歩けない白髪の80代後半のおばあさんも、
ハンドマッサージよりもマニキュアをと希望されて
丁寧にヤスリで爪の形を整えた後で、
極々薄い透明に近いマニキュアを塗ってもらって、嬉しそうでした。
マニキュアの色もたくさん用意されて、希望する色を自分で選べます。
生まれて初めてマニキュアを塗ったという人も何人もいましたが、
その方達は薄い色や透明を選ぶ事が多かったですが、
艶やかにきれいになった爪を、
かざして乾かしながら晴れやかな笑顔でした。
マニキュアに慣れている人も、
ここでの暮しではきっとそんな余裕もなかったのでしょう。

この日は久しぶりにおしゃれを楽しんで、
爪の先と根元の方とを二色に塗り分けてもらったり、
先の方にはきらきらと刷るラメを塗ってもらったり、
本当に嬉しそうでした。
私も、とても興味深く横岡さんや佐藤さんの手から、
爪の芸術が生まれるのを見物していました。
もしも時間があったら、私もやってもらいたいと思った事でした。
「どんなにお化粧しても自分の顔は鏡を見なければ、見えません。
でも、マニキュアは自分でいつでもみることが出来ますから、
爪をきれいにしていると、それだけで心が晴れるんですよ」
佐藤さんだったでしょうか、横岡さんだったでしょうか、
その言葉がとても胸に響きました。
胡粉ネイルをした人にも、マニキュアをした人にも、
コットンに湿した除光液を小さなジップロックに入れてお渡ししました。

炊き出しはなんと用意した1000食分、すべて出たようです!
一時間で300食も出したそうで、
代表の中原さんは「これまでは頑張っても一時間に200食でした。
今回は記録を作りました!」と言ってました。
駐車場に臨時の厨房を仕立てての事でしたから、
普段とはまったく条件の異なるところでのお仕事だったのに門外漢の私でも、
それは金メダル並みの記録だと思いました。
喜多方ラーメン各店舗からの皆さんで、
息を合わせてのラーメン炊き出しでした。
床屋&ネイルサロンボランティアの方達も私も、
交代で炊き出しの喜多方ラーメンをお昼に頂きました。
おいしかったです。
                                

床屋&ネイルサロンをやって、本当によかったと思いました。
これも、皆様のご協力のお陰です。
また現地ボランティアグループの六角支援隊がなければ、実現不可能な事でした。
ありがとうございました。
また第2弾をやりたいと思います。
その時には改めてお知らせいたします。ありがとうございました。               いちえ

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