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2013年5月

2013年5月

草原の輝き5月

街の色を変える音楽祭

今年もまた、5月のゴールデンウイークは、
けやきの緑のトンネルの下で、ビールとワインとクラシックを楽しむ
極上の時間を過ごした

5月のGWの3日間、有楽町・丸の内一帯は
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013」でクラシック一色。
有楽町の東京国際フォーラムを中心に、
街のあちこちにステージができてピアノやヴァイオリン、
あるいはオーケストラの演奏を楽しむことが出来る。
みんなの知っている名曲もあれば、初めて聞く素敵な音楽もある。
あれ、こんなところでと思うような街角でフルートの演奏に出会うと、
街の色合いが違って感じる。

ラ・フォル・ジュルネとはフランス語で「熱狂の日」。
もともとフランスのナントで生まれた音楽祭を、
2005年に東京で開催し、初年度に32万人を記録し。
毎年数十万が有楽町・丸の内一帯に音楽を楽しみに集まるイベントになった。
いまでは金沢、新潟、びわ湖、鳥栖など全国5カ所で同時に開催され、
国内だけでなく、世界各国から名演奏家たち、歌手、

オーケストラが招かれて3日間に大小数百にのぼる演奏会が開かれている。
演奏会は45分程度で、入場料は有料公演でも2000円程度。
中高生には500円の席もある。もちろん、街角の演奏会は無料である。

なんといってもラ・フォル・ジュルネの特徴は、
ふだんクラシックなど聞く機会がない人たちが、
家族連れで来たり、カップルで来て、一日ゆったりと音楽にかこまれて過ごすところだ。
クラシックの演奏会は正装で行くというイメージを破って、
ビール片手に楽しむことが出来る。こんなイベントは初めてだ。

もちろんクラシック愛好家にも十分聴き応えのあるコンサートもある。
今年も41万人以上の来場者があったと、
記者会見で主催者から発表があった。
チケットの売り上げだけでも13万6千枚という。それはとても良かった。
良かったけれど、毎年10人ほどで来ては楽しんでいるグループとして、
多少の注文もある。記者会見で出るようなコアなクラシックファンからの声ではなくて、
入門者や消費者からの声のようなものだ。

わたしたちが最初に来た頃、お堅いクラシックの壁をひょいと越えて
楽しくわかりやすく入門者たちに解説してくれた人がいた。
その語り口があまりに楽しくて、何度も演奏会に行ったほどだ。
青島広志という名のユーモアあふれるクラシックの伝道師は、
しかしいつの間にかラ・フォル・ジュルネから消えてしまった。
なぜなのだろうか。

今回公式ガイドブックがなかったのはなぜなんだろう。
演奏者や曲を調べたり、事前に「予習」してくる人には便利だったという声もあった。
けれど、正直にいえば、この程度しか不満はない。
楽しかった。
それに、祭りの後、あとかたづけするボランティアの姿も凛々しかった。
だから、デザインばかりで利用者無視としか思えない東京国際フォーラムの不便さを、
みんな来年も我慢して、歩き回ろうと思っているのだ。

女性アカペラグループ「アウラ」の歌声を聴く聴衆

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